こんにちは!
豊澤友騎です。
今日は、千葉県天台スポーツセンターへ高校生の試合を見に行ってきました。
たくさんの人が会場にいる中、よぉ~く観察をしていると、面白いことに気が付きました。
それは、勝つ人と負ける人の行動の差です。
勝つと言っても、4Rくらいまでではなく、ベスト4や決勝にいっている選手のことです。
この大会は、個人戦に関しては千葉県内で終了する大会で、関東、全国に行けることはありません。
ですが、個人戦のベスト4以上に行く選手は、インターハイや全日本ジュニアで上位に入る選手が多く、ベスト4を境に格が違うと言ってもおかしくないと思います。
そんな各上の相手に対して何とか自分が食い込んでいきたいと、みんなが思っていると思います。
ですが、会場で私が感じたことは、そうではありませんでした。
と、言うよりも、本気で勝ちたい人の行動がとれている人があまりにもいませんでした。
会場にはいろんなクラブのコーチや仲の良い友達、その父兄の方々がたくさんいます。
残念ながら、日本人は毎度のこと、このたくさんの人との時間に大半を割きます。はっきり言ってこれは選手やコーチが行う必要はないと感じます。
ましてや父兄の方は選手に声をやたらと掛け、しまいには会場で大声を出し、『あの態度の悪い子ね!』なんて子供に対して何度も言っている人を見掛けました。
何をしに来ているのですか?
ピクニックですか?同窓会ですか?
邪魔です。
あなた方の会話を聞いて子供たちが過ごしているのを見ると、かわいそうでなりません。
他県の状況はわかりませんが、千葉県はいつ見に行ってもこうです。
それじゃ強くなれません。クラブや学校のせいにするより自分自身を見直した方が良いです。勝てない理由がそこにあります。
今よりずっと良くなります。
週7の練習をしても、本人の考え方や考えること自体が成長しなければ勝てません。
環境が人を作るのではなく、人が環境を作るのです!
選手の環境は作れていますか?邪魔をしてませんか?
人というのが選手であり、選手が一番見て学んでいるのが親という存在なのです。
ちなみに、私の時代の大会はこんなに親が来ていませんでした。親が送り迎えをしてべったりくっついているような選手は正直、勝負弱かったです。
不安になると親を見る、負けそうになると辛そうな顔をする、負けると自分以外のせいにする。
会場まで送り迎えをしてもらう。エントリーまでやってもらう。
そんな選手を何人も倒しました。実に弱かったです。
今はその時と時代が違います。
むしろ選手の情けなさに拍車がかかっています。
これは正直、深刻な問題で、海外で戦う選手からは、日本人は何故会場で戦う相手と仲良くおしゃべりしてばかりいるのか?と聞かれます。
戦いに来ているのではないのか?と言われます。
身に覚えがありますよね?
私だってあります。ですが、これをやめたときから勝つ人の仲間入りが出来たことを覚えています。どのレベルでも、ある程度周りが見えてくると、誰々には負けない。というのが感じ取れるようになってきます。
それはこういう行動も見て感じるところがあるのです。
限られた一部の勝つ人は、例え仲の良い友達がいようと、親がいようと、コーチがいなくても自分自身の戦いに備えて行動を取っていました。
やはりその選手たちは自立し、ベスト4以上に残っていました。
やるべきことをきちんとやっているのです。
私はやっている、頑張っている、そう思ったあなた、勝てていますか?
自分で頑張っていると思った時点で自分を甘やかしていると、そろそろ気づいたらどうでしょうか?
なぜか上手くいかなかった。上手くやらなかったのは自分でしょ?
自分以外のせいにするな。逃げるな。
日頃の努力が足りないのを人のせいにするな。
努力の意味も理解してない人は勝てない。たくさんテニスしたら勝てるのか?
何も考えずに球を打つなら体力がつくだけだとそろそろ気がつこう。
その体力を活かす自分の力はあるのかな?
テニスは錦織選手のおかげで日本でもメジャーなスポーツになりつつあります。
ですが、本当にテニスを極められるのは変わらずに一握りの選手のみです。
行動が伴っていない人、普段の行動が良くない人は環境も整いません。
危機感を感じた人、気づいた人、
勝ちたいなら是非、勝つ人の条件を満たしてみて下さい。
もしあなたが条件を満たしたとき、あなたは勝つべくしてベスト4以上の舞台に立っているでしょう。
やるもやらないも自分次第。
やれば勝てる。やらなければ勝てない。それだけです。
今日はそう強く感じた一日でした。
終
とてもはっきりと正直に書いたと思います。悔いはないです。
長文失礼いたしました。
読んで頂きありがとうございました!
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